コラム

膝の痛みに電気治療って効果あるの?その真実を解説!

膝の痛みに電気治療って効果あるの?その真実を解説!

「膝が痛くて整骨院に行ったら、とりあえず電気を当てられた」

「通院してるけど、膝の痛みが一向に良くならない…」

そんな経験はありませんか?

結論から言うと、膝の痛みに対する電気治療は、基本的に効果がないと考えてください。

この記事では、よく使われる電気治療器の種類や仕組みを解説しながら、

なぜ膝痛には改善効果が薄いのかを詳しく説明していきます。

電気治療器の種類とその作用

膝の痛みの治療でよく使われる電気治療器には、以下のような種類があります

1. 低周波治療器

最も一般的な電気治療器です。

作用:皮膚の表面付近に電気が流れ、一時的に血流を良くする効果があります。

筋肉の深部には届かないため、根本的な改善にはつながりません。

 

2. 高周波治療器

より深い筋肉に作用するタイプです。

作用:筋肉に機械的な収縮と弛緩を繰り返させることで、

マッサージのような効果を得られます。

➡ 一時的に筋肉が緩み、「治ったように感じる」ことがありますが、

数時間後には元の状態に戻ることが多く、持続性がありません。

 

3. 超音波治療器

医療機関で多く使用されている治療機器です。

作用

  • 温熱効果で血行を促進
  • 微細な振動による細胞の活性化(非温熱効果)

筋肉や靭帯の損傷、肉離れなどには有効とされることもありますが、

膝の慢性的な痛みには根本的な改善効果は見込めません。

なぜ電気治療は膝痛に効果がないのか?

膝の痛みのほとんどは、膝そのものが原因ではありません。

実際には、

太ももやお尻の筋肉の硬さ
骨盤や股関節のゆがみ
全身のバランスの崩れ

といった“膝以外の部分”に原因があるケースが圧倒的です。

そのため、痛みのある膝に電気を当てても、

「本当の原因」にアプローチしていないので改善しないのです。

電気治療中心の治療院に通うリスク

膝の痛みで整骨院やクリニックに通っているにもかかわらず、

✅ 「電気治療だけ」

✅ 「患部しか触られない」

といったケースでは、改善は極めて難しいでしょう。

原因を無視した対症療法を繰り返しても、

痛みを長引かせるだけになってしまう可能性もあります。

本当に必要な膝痛治療とは?

膝の治療で大切なのは、

🔸 どこが本当の原因なのかを見つけ出すこと

🔸 原因の筋肉や関節に的確にアプローチすること

原因にしっかりアプローチできれば、

電気治療など使わずとも痛みが取れるケースは非常に多くあります。

まとめ|膝痛治療は「原因へのアプローチ」がすべて

電気治療には一時的な効果はあるかもしれませんが、

それだけで膝の痛みが根本から改善されることはありません。

「患部しか治療しない」

「電気しか当てない」

といった治療院では、 症状が長引くだけになってしまうかもしれません。

膝痛でお悩みの方は、ぜひ治療内容を見直し、

本当の原因にアプローチしてくれる院を選ぶようにしましょう。

膝の痛みがなかなか取れない…という方は、 ぜひ当院にご相談ください。

コラム一覧へ戻る
矢印
カレンダー来店予約 メールお問い合わせ