2025.07.10
膝の痛みに電気治療って効果あるの?その真実を解説!

「膝が痛くて整骨院に行ったら、とりあえず電気を当てられた」
「通院してるけど、膝の痛みが一向に良くならない…」
そんな経験はありませんか?
結論から言うと、膝の痛みに対する電気治療は、基本的に効果がないと考えてください。
この記事では、よく使われる電気治療器の種類や仕組みを解説しながら、
なぜ膝痛には改善効果が薄いのかを詳しく説明していきます。
電気治療器の種類とその作用
膝の痛みの治療でよく使われる電気治療器には、以下のような種類があります
1. 低周波治療器
最も一般的な電気治療器です。
✅ 作用:皮膚の表面付近に電気が流れ、一時的に血流を良くする効果があります。
➡ 筋肉の深部には届かないため、根本的な改善にはつながりません。
2. 高周波治療器
より深い筋肉に作用するタイプです。
✅ 作用:筋肉に機械的な収縮と弛緩を繰り返させることで、
マッサージのような効果を得られます。
➡ 一時的に筋肉が緩み、「治ったように感じる」ことがありますが、
数時間後には元の状態に戻ることが多く、持続性がありません。
3. 超音波治療器
医療機関で多く使用されている治療機器です。
✅ 作用:
- 温熱効果で血行を促進
- 微細な振動による細胞の活性化(非温熱効果)
➡ 筋肉や靭帯の損傷、肉離れなどには有効とされることもありますが、
膝の慢性的な痛みには根本的な改善効果は見込めません。
なぜ電気治療は膝痛に効果がないのか?
膝の痛みのほとんどは、膝そのものが原因ではありません。
実際には、
✅ 太ももやお尻の筋肉の硬さ
✅ 骨盤や股関節のゆがみ
✅ 全身のバランスの崩れ
といった“膝以外の部分”に原因があるケースが圧倒的です。
そのため、痛みのある膝に電気を当てても、
➡ 「本当の原因」にアプローチしていないので改善しないのです。
電気治療中心の治療院に通うリスク
膝の痛みで整骨院やクリニックに通っているにもかかわらず、
✅ 「電気治療だけ」
✅ 「患部しか触られない」
といったケースでは、改善は極めて難しいでしょう。
原因を無視した対症療法を繰り返しても、
➡ 痛みを長引かせるだけになってしまう可能性もあります。
本当に必要な膝痛治療とは?
膝の治療で大切なのは、
🔸 どこが本当の原因なのかを見つけ出すこと
🔸 原因の筋肉や関節に的確にアプローチすること
原因にしっかりアプローチできれば、
➡ 電気治療など使わずとも痛みが取れるケースは非常に多くあります。
まとめ|膝痛治療は「原因へのアプローチ」がすべて
電気治療には一時的な効果はあるかもしれませんが、
それだけで膝の痛みが根本から改善されることはありません。
「患部しか治療しない」
「電気しか当てない」
といった治療院では、 症状が長引くだけになってしまうかもしれません。
膝痛でお悩みの方は、ぜひ治療内容を見直し、
本当の原因にアプローチしてくれる院を選ぶようにしましょう。
膝の痛みがなかなか取れない…という方は、 ぜひ当院にご相談ください。