症例日記

【症例報告】バドミントンで膝を痛めて練習ができない

【症例報告】バドミントンで膝を痛めて練習ができない

Oさん(16歳・女性・吹田市)

来院の経緯

Oさんは 1か月ほど前から右膝に痛みを感じるようになり、

整形外科を受診。診断では 「異常なし」とされ、湿布のみの処方

で経過観察となりました。

しかし、痛みは治まらず、次に整骨院で電気治療・超音波・マッサージを受けたものの改善せず、

むしろ日増しに悪化。痛みで練習ができなくなり、ホームページを見て当院に来院されました。

 

症状と検査

Oさんは 高校入学後にバドミントンを再開し、

半年ほど経過した頃から膝に痛みを感じるようになりました。

  • ジャンプや走った後に膝のお皿のあたりが痛む
  • 10回ほどジャンプしてもらうとズキッとした痛みが出る
  • 屈伸テストで痛みあり
  • 片足屈伸では強い痛みを誘発
  • ストレステストでは痛みなし

特に ジャンプ時の痛みが強く、

競技への影響が大きい状態でした。

施術内容

まず、検査結果から痛みの原因となる筋肉の張りをチェックしました。

 

🔹 右大腿部(太もも)の緊張が強すぎる
➡ 一般的な整骨院ではこの筋肉をマッサージして緩めることが多いですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。

🔹なぜ 片方の筋肉だけが極端に張るのか?

その原因となる関節の問題を解決しない限り、筋肉の緊張は取れません。

 

関節の調整と筋肉の緩和

🔸 根本原因となる関節の調整を行い、膝への負担を軽減。
🔸 その後、痛みの変化を確認しながらMRT(特殊な緩め方)を使って、ピンポイントで患部を緩めました。

施術後の変化

施術後、Oさんに 動作確認をしてもらいました。

  • しゃがむ動作は大幅に改善!
  • ジャンプ時の痛みも軽減し、「少しピリッとするが最初よりかなり楽になった」とのこと。
  • 最後にもう一度調整を行い、ジャンプ・屈伸・片足屈伸すべての動作で痛みなく動ける状態に!

成長期における膝の痛みについて

Oさんは まだ身長が伸び続けている成長期。

この時期は筋肉と骨格のバランスが崩れやすく、

急な動き・跳躍・過度のランニングによって膝に痛みが発生しやすいです。

部活を頑張っている成長期の学生さんは、

痛みを放置すると症状が悪化する可能性があるため、

早めの治療をおすすめします!

今回は 1回の施術でかなりの改善が見られましたが、

完全に再発を防ぐためには継続したメンテナンスが必要です。

膝の痛みが出たら、早めにご相談を!

「部活を休みたくない」「膝の痛みを早く治したい」という方は、

ぜひ サンテ治療院 にご相談ください。

Oさん、この度はご来院ありがとうございました。

また来週のご来院をお待ちしております。

BEFORE

バドミントン部に所属している男の子が膝の痛みを抱えている様子

AFTER

バドミントン部に所属している男の子が膝の痛みを改善した様子

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