2025.03.06
【症例報告】バドミントンで膝を痛めて練習ができない

Oさん(16歳・女性・吹田市)
来院の経緯
Oさんは 1か月ほど前から右膝に痛みを感じるようになり、
整形外科を受診。診断では 「異常なし」とされ、湿布のみの処方
で経過観察となりました。
しかし、痛みは治まらず、次に整骨院で電気治療・超音波・マッサージを受けたものの改善せず、
むしろ日増しに悪化。痛みで練習ができなくなり、ホームページを見て当院に来院されました。
症状と検査
Oさんは 高校入学後にバドミントンを再開し、
半年ほど経過した頃から膝に痛みを感じるようになりました。
- ジャンプや走った後に膝のお皿のあたりが痛む
- 10回ほどジャンプしてもらうとズキッとした痛みが出る
- 屈伸テストで痛みあり
- 片足屈伸では強い痛みを誘発
- ストレステストでは痛みなし
特に ジャンプ時の痛みが強く、
競技への影響が大きい状態でした。
施術内容
まず、検査結果から痛みの原因となる筋肉の張りをチェックしました。
🔹 右大腿部(太もも)の緊張が強すぎる
➡ 一般的な整骨院ではこの筋肉をマッサージして緩めることが多いですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。
🔹なぜ 片方の筋肉だけが極端に張るのか?
➡ その原因となる関節の問題を解決しない限り、筋肉の緊張は取れません。
関節の調整と筋肉の緩和
🔸 根本原因となる関節の調整を行い、膝への負担を軽減。
🔸 その後、痛みの変化を確認しながらMRT(特殊な緩め方)を使って、ピンポイントで患部を緩めました。
施術後の変化
施術後、Oさんに 動作確認をしてもらいました。
- しゃがむ動作は大幅に改善!
- ジャンプ時の痛みも軽減し、「少しピリッとするが最初よりかなり楽になった」とのこと。
- 最後にもう一度調整を行い、ジャンプ・屈伸・片足屈伸すべての動作で痛みなく動ける状態に!
成長期における膝の痛みについて
Oさんは まだ身長が伸び続けている成長期。
この時期は筋肉と骨格のバランスが崩れやすく、
急な動き・跳躍・過度のランニングによって膝に痛みが発生しやすいです。
部活を頑張っている成長期の学生さんは、
痛みを放置すると症状が悪化する可能性があるため、
早めの治療をおすすめします!
今回は 1回の施術でかなりの改善が見られましたが、
完全に再発を防ぐためには継続したメンテナンスが必要です。
膝の痛みが出たら、早めにご相談を!
「部活を休みたくない」「膝の痛みを早く治したい」という方は、
ぜひ サンテ治療院 にご相談ください。
Oさん、この度はご来院ありがとうございました。
また来週のご来院をお待ちしております。