2025.04.01
【症例報告】スキーで転倒して膝を痛めて歩けません!

Kさん(50代・女性・大阪市)
来院の経緯
Kさんは昨日スキー中にスノーボーダーとぶつかり
転倒して膝を捻ってしまいました。
その時は「ミシッ」と音がした感じがしたそうです。
事故当日はまだ歩くことが可能でしたが、
翌日は歩くだけでも痛みがあり、
しゃがむことも出来なくなったとのこと。
こんなに膝を痛めたのは初めてでどうしたらいいか分からず来院されました。
「来週またスキーに行くので何とかしてほしい」
との希望。
今まで膝を痛めたら来院していただいているKさん、
今回も期待を裏切らないように頑張って治療していきます。
症状と検査
- 立った状態で膝が伸びていないのが一目瞭然なほど膝が固まっている
- 仰向けの状態でも膝がかなり浮いており伸びが悪い
- ストレステストでもかなり痛みあり
- しゃがみのテストは半分で痛くてできない
- 患側は健側に比べて大きく、多少腫れがある
- 膝周りの筋肉がパンパンに張っている
施術内容(初日)
いつものように痛みをかばって硬くなった筋肉を軽くほぐしてから、
原因となる筋肉を緩めていきます。
かばった筋肉がかなり硬くなり、
この治療でも痛そうにされています。
ある程度ほぐれたところで原因となる筋肉を一か所MRT(特殊な緩め方)で緩めていきます。
これはそれなりに痛みがあるため、
Kさんにはかなり頑張っていただきました。
この時点で膝もかなり伸びてきています。
しゃがんでもらうと最後まではしゃがめないものの、
8割は改善してきました。
残りの2割は炎症による腫れや若干の水が溜まっている可能性があるため、
膝周りの治療はこれで終了。
当院は膝の治療は股関節の調整もセットで行うので、
股関節に動きをつけて本日は終了です。
施術内容(2日目)
翌日も来院されました。
歩くのは問題なく歩けるが、しゃがむ動作で少し痛みが残っているとのこと。
前日と同じように治療を行いました。
前日に比べて治療による痛みも大分軽減されているようで良かったです。
施術後の変化
- しゃがむ動作もかなり改善
- この調子なら来週のスキーにも何とか行ける見込み
スポーツ外傷による膝の痛みについて
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツは、
転倒による膝への強い負担がかかることがあります。
特に捻る動きを伴う事故では、関節周辺の筋肉が防御反応で強く緊張し、
動きを制限してしまいます。
一般的な対処法では安静・冷却・圧迫・挙上(RICE処置)が推奨されますが、
適切な筋肉の緩和処置を早期に行うことで、
回復を早めることができます。
当院では特殊な筋肉の緩め方(MRT)と関節の調整を組み合わせることで、
通常よりも早く日常生活やスポーツへの復帰が可能になります。
膝の痛みでお悩みの皆様へ
スポーツ外傷や転倒による膝の痛みは、
適切な処置と治療を早期に行うことで回復が早まります。
「大事な予定があるので早く治したい」
「病院で休むように言われたが、それでは間に合わない」
という方は、ぜひサンテ治療院にご相談ください。
Kさん、今回はご来院ありがとうございました。
次回のご来院をお待ちしております。