症例日記

【症例報告】ランニング中膝が痛いが、最近は歩いても痛くなる!

【症例報告】ランニング中膝が痛いが、最近は歩いても痛くなる!

Kさん(10代・女性・豊中市)

来院の経緯

中学校の部活でバドミントンをしているKさん。

練習で走ると膝が痛くて全速力で走れない状態でした。

最近では練習後に歩いて帰るときも痛みがあるとのこと。

バドミントンは競技の性質上、

ステップを踏むことが多いため足の怪我は多くなってしまいます。

特に成長期のお子さんには負担の大きい競技のひとつです。

特に膝痛に加え、

シンスプリント(足のスネの際に起こる骨膜炎)、足底の痛みなどが多いのが特徴です。

Kさんの場合は元々筋肉の質が非常に硬いため、

どうしても成長期に怪我が多くなってしまいます。

 

症状と検査

  • ジャンプテストでは3回ほどで膝の下に痛みが出る
  • しゃがみのテストは途中で膝の下に痛みが出る
  • 仰向けに寝た状態では膝の伸びが悪く軽く曲がっている状態
  • 太ももの筋肉も左だけパンパンに張っている

 

施術内容

どこの医療機関も膝痛=太もも(大腿四頭筋)の張りが原因と結びつけますが、

この考えは浅いものです。

まずは太ももの前面の張りを取り除き、

本当の原因を見つけていきます。

膝の痛みは9割以上が筋肉の硬さが原因なので、

どこの筋肉が原因であるかを見極めて

治療を行うことが非常に重要です。

Kさんの原因は

大腿部のある筋肉がカチカチになり

膝にストレスをかけていました。

膝が伸びていない原因もこの筋肉が関与していたため、

その筋肉をほぐした後は膝がしっかり伸びるようになりました。

 

施術後の変化

治療後に痛みの確認をしました。

  • しゃがむ動作では痛みがなくしっかりしゃがめるように
  • ジャンプテストでもほとんど痛みがないという結果

若干膝のお皿の下に痛みが残っていたので、

MRT(特殊な緩め方)のテクニックを使って軽く調整して

今日の治療は終了しました。

Kさんが次の試合まで完璧な状態で臨めるよう、

引き続き治療をしていきます。

 

成長期のスポーツ障害について

成長期のお子さんは骨の成長と筋肉の発達にアンバランスが生じやすく

特に激しい運動を続けると関節や筋肉に負担がかかりやすい時期です。

バドミントンのような素早い動きや急な方向転換が多いスポーツでは、

膝への負担が大きくなりがちです。

このような時期に適切な治療を行わないと症状が慢性化し、

長期的なスポーツ活動に支障をきたす可能性があります。

 

成長期の膝痛でお悩みの方へ

「部活を休みたくない」

「大事な試合に出たい」

という 成長期のお子さんのスポーツ障害は早めの対処が重要です。

特に

「走ると膝が痛い」

「歩くのも痛くなってきた」

という場合は、 放置せずにぜひサンテ治療院にご相談ください。

膝の治療で痛みが取れると本当に嬉しいです。

膝の治療家冥利に尽きます。

Kさん、本日はご来院いただきありがとうございました。

次回のご来院をお待ちしております。

 

BEFORE

部活のバドミントンで膝を痛めた10代女性の治療前の様子

AFTER

部活のバドミントンで膝を痛めた10代女性の治療後の様子

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