症例日記

【症例報告】バレーボールの試合後から膝が動かなくなりました

【症例報告】バレーボールの試合後から膝が動かなくなりました

Mさま 50代 女性 豊中市

来院までの経緯

Mさま(50代・豊中市在住)は、

以前から当院でサポートさせていただいている患者さまです。

今回は3日前のバレーボールの試合後膝の痛みが悪化し、

  • 歩くのも困難
  • しゃがむ動作や階段の昇降が辛い
  • 膝を引きずるように歩いている

という状態でご来院されました。

二週間後に試合があるので、それまでに何とかしてほしい

と強く希望されており、

緊急対応が必要な状況でした。

このように、試合や運動後に膝の痛みが出て

歩けなくなるケースは多くあります。

痛みを放置すると、膝に水が溜まり、

動きが制限されることも。

試合後から膝の調子が悪い…

と感じたら、早めのケアが重要です。

検査

まず、Mさまに ベッドで仰向けになっていただき、

膝の状態を詳しくチェック しました。

すると、以下の問題が見つかりました。

膝の可動域の異常

  • 左膝がまったく伸びない(5センチほど浮いている状態)
  • 膝周りがパンパンに腫れ、水が溜まっている(熱感あり)

膝に水が溜まると 膝の動きが制限され、痛みが増すため、

このままでは試合に間に合わない可能性があります。

各種テストの結果

  • ストレステスト(3種)すべてで痛みを誘発
  • しゃがむ途中で激しい痛み(写真参照)
  • 正座は不可能(写真撮り忘れ)
  • 片足テストもできない

特に、 ストレステストで強い痛みが出たことから、

膝に大きな負担がかかっていることが判明 しました。

この状態を放置すると、 膝の腫れや可動域の悪化が進み、

スポーツ復帰が難しくなる可能性があるため、早急な施術が必要です。

治療

一般的な治療院では、 アイシングや電気治療、

超音波を当てるだけで終わってしまうことがあります。

しかし、 当院では

「水が溜まっているから何もしない」

ことはしません。

しっかり施術を行い、

膝の可動域を回復させていきます。

 

水を軽く散らし、膝の可動域を広げる

膝に水が溜まると、腫れによる圧迫で 関節の動きが制限され、

回復が遅れることがあります。

そのため、まず 水を軽く散らしながら

膝の動きを妨げている筋肉を緩めていきます。

硬くなった筋肉をほぐさないと、水が抜けにくくなり、

痛みの改善が遅れてしまう ため、初期段階でしっかり施術を行います。

膝周りの筋肉を徹底的にほぐす

水が溜まった膝の施術では、

痛みに耐えながら筋肉を緩めることが重要になります。

Mさまにも、膝の伸びを確認しながら、

段階的にほぐしていきました。

▶ 施術中「 あ、膝が伸びてるのが分かる! 」とご本人も実感されていました。

しゃがむ動作の確認と再調整

膝の可動域が改善した時点で、 しゃがみ込みのテスト を実施。

  • 大幅に改善し、痛みも軽減!
  • 膝のお皿の外側に若干の張りが残るものの、かなりマシな状態に

▶ この張りの原因となる膝の外側の硬い筋肉をしっかりほぐしていきます。

この筋肉は膝の伸びを制限する働きもあるため、

ここを緩めることで 正座やしゃがむ動作がスムーズに!

施術後の状態

最終的に、

  • しゃがむ際の痛み・張り感がほぼ消失
  • 正座も問題なくできるように

「二週間後の試合に間に合いそうで良かった!」

とMさまも安心されていました。

再発予防

Mさまの場合、 過去に膝を痛めた経験があるため、

水が溜まりやすい傾向 にありました。

このような古傷がある方は、運動後に膝への負担がかかりやすく、

痛みを繰り返しやすい ため、 定期的なメンテナンスが必須です。

\あなたの膝も早期回復を目指しましょう!/

【膝の痛み専門の施術はこちら】

BEFORE

バレーボールで膝を痛めしまった女性の施術前

AFTER

バレーボールで膝を痛めしまった女性の施術後

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